子宮頚がん予備軍【コルポ診とCIN】
子宮頸がん検診で引っかかると大きな病院で精密検査をすることになります。
市でやっている検診は子宮の入り口を綿棒でこすって検査をしますが
この精密検査になるとコルポスコピー検査・組織診(生検)をすることになります。
こいつがですね痛いんですよ
検診でこすってる部分、そいつを米粒ほど切り取って検査に出します。
そう切り取る…
あの台に上るの、出産で慣れたとはいえ苦手なんですが、その状況の中
バチンっ
バチンっ
まるでホチキス閉じるときの感じで切り取られる(TT)
ちなみに私は主治医が1度変わっている。
前の先生は退職ということで、今の主治医(若い女性)になった。
先生によってこの検査も全然感じ方が違った。
老先生の時はさら~っとお尻の穴からも触診あったし(びびった(;´Д`))切り取る瞬間が痛かったが結構あっという間に終わっていた。
若先生はお尻の触診はなくて、念入りに麻酔を塗って、丁寧に処置。痛みも少なかったけどその分、時間がかかった感じがする。時間がかかるということは恐怖も長くてね…
人それぞれだなって思いました。
老先生はたぶん定年だったんだけど、最後に検査結果の話をしたときに、
「貴女のような人は絶対にどこかに引っ越ししても検査を受けてください」
と言われていた。
その時は結果も一応異状なしだったし、半年あけての検査だったんだけど、次は3カ月後に受けてくれって言われた。結果が変わらないなら今回も半年でいいじゃんって思ったけどベテランの予感なのかね。
次の検査で高度異形成に進化していた。
老先生には前もって円錐切除術の話は聞いていたってのもあるので来てしまったかって感じ。多少の葛藤はあったものの、手術を明日迎える。
話がそれたけど、この異形成ステージ的なもの=CINがあります。
ステージっていうとガン?って思いがちだけど、これはガンのステージとは違うものです。
よいこは正常な細胞、わるいこはHPVウイルスに侵されてる細胞です。
以上のない人はみんなよいこの細胞なんですね。
簡単に少しでも分かりやすくイラスト化してみました。
ド素人が自分なりにネットで調べたものなので医療関係者が見たら違うかなぁ?どうだろう?
でもおおむねあってると思う(医療情報科学研究所編集のものを参考にしました)
高度異形成になるとCIN3という分類になります。その中でも、高度異形成と上皮内がんの二つに分類されます。
でコルポ診ではこの2つが今どちらなのか分からない。
このまま進めばガンになる。
じゃあ取っちゃおうってのが円錐切除術ととらえました。
ちなみにHPVウイルス、100種類もの型があるそうです。インフルもAとかBとかあるように種類が色々なんですね。
その中でもがんに進行しやすい型ってのがあるそうです。
その型でなければ、高度異形成であってもガンになる確率は低くなるっぽい。
低リスク型HPV(心配無し)
6、11、42、43、44、53、54、70型
リスク型HPV(少しリスクがあるが大したことは無い)
35、56、59、61、66、80、82型
高リスク型HPV
16、18、31、33、39、51、52、58型
上が今のところ分かっている型とリスク。
で、私の型は16型
はい、進行しやすい高リスク型です。
この型が出た時点で、手術を決めました。
型が出るまでは経過観察と思ってたんですけどね。
もう疑わしきは取ってしまおうと。
そう疑わしきです。
取ってみたら中度だったなんて話も結構あるみたいです。
医学って
人類って
以外に進歩してるようでしてないんだね。
医療にかかわってないから、こうなって改めて思いました。
私はホントに予備軍なのか?がんなんじゃないのか?
それらの不安が手術という形でハッキリする。
ちなみにガンになってたら、私の場合、保険の降りる額が変わる。
保険金欲しいなぁ(苦笑
でもその後が心配だから高度で止まっててほしいな(^^;